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今週末に…

2008.04.07

4月13日,晴れて助産師キャリアデベロップメント研究センターの開設記念講演の開催の日を迎えます。
今まで会場席に座っているか,壇上に座っているかの別はあっても,基本的にはお膳立てされた場所に行くのが,講演会や学会,研修会に対する姿勢だったと自分を振り返ります。
こうして企画,運営する立場になってみると,この講演会の開催の日を迎えることは感慨深いものがあります。やや妄想に近い夢として今まで描いていたことが,これから現実のものとなっていくことは喜びであるとともに,身が引き締まる思いです。
この講演会もそうですが,助産師外来のセミナー,新生児蘇生法の研修,会陰縫合の演習など,これから用意している企画が,助産師の皆様に役に立つものとなるように心から願っています。
誤解のないようにあえて言わせていただきますが,この会は助産師がハッピーになることが目的ではありません。最終的にはNPO法人として公益性の高い活動をしていくことを目指しています。出産される女性やご家族がハッピーになること,医師との連携体制が作られ,医師や他の職種もハッピーになること,社会に少しでも貢献していくことが目的です。
北海道の,そして日本の出産を取り巻く環境が改善してくことを願ってやみません。
今後とも皆様,どうぞよろしくお願いいたします。

助産師キャリアデベロップメント研究センター 林 佳子

産科医と助産師の関係

2008.02.12

産科医療 お産に関する分野において 永遠のテーマであろうか
産科医と助産師の関係

つまり 産科医vs助産師 この対立に等しい構造
これが大きな問題であることは間違いないでしょう

それぞれにそれぞれの言い分があるでしょう
なかなか相容れないこともあるでしょう
さらに 個々の産科医と助産師の問題よりも
組織として つまり 医師会 あるいは 学会 あるいは 医会
と看護協会と助産師会 この 構造的な問題もあることも間違いありません

私の個人的な考えとしては

組織同士の対立構造は 基本的に 我々個々人が なかなか
どうすることもできない現実があります

しかし 個人レベルでの助産師との関係性は どのようにでもできます 現実に産科医である私を含めた 私たちの施設の3人の産科医と 同じ施設の助産師約10名は お互いを尊重し合い
お互いを信じてお産に向き合っています

そうすることにより 何よりも 妊婦さんからの施設への さらに
助産師への さらには産科医への信頼度が 増しています
やはり そのような関係性が いわゆる よいお産への必須条件かと感じています

もちろん 大人が十数人集まれば
複雑な人間関係も生まれます
産科医が助産師を 信頼するといっても
助産師が産科医を信頼するといっても
100%信頼できるものではありません

しかし そこは 99%信頼して お互いがお互いにまかせる

つまり お産が正常に順調に経過していれば99%助産師に任せる
任せるというのは 主導権を握ってもらうということ

もし経過に異常が発生するなら 99%産科医にまかせる

この構図こそが 妊婦さん 助産師 産科医 それぞれが
ハッピーになる方式だと思っています

助産師の存在意義1

2008.01.04

産か医療崩壊が進んだ後も 年間100万人の妊婦さんが何処かで
お産をします

産科医が少なくなり 産科施設が減り 一時施設でのお産は増える
そのような環境の中で
今までの 産科医主導のお産は 物理的に困難になってきます

幸か不幸か ローリスクに関しては 助産師が中心となり
お産に係わらざるを得ない状況が強いられます

個人的には 助産師中心のお産になる過程は どうでもよいとも
思っています 結果としてそのようになることは 助産師にとっては 大きなチャンスでもあると思います

しかし 問題は その時になり 助産師の総合的なスキルが
十分でない場合 「ほら やはり助産師中心のお産は無理だ」
と評価されてしまうことです

これは ある意味フェアな評価では無いのですが
今までの 産科医と助産師の関係からは 致し方ないとも思います

そもそも 産科医主導のお産を長らく続けていると
当然助産師のスキルも知らず知らずに 低下 してしまいます

まさに 今はその 助産師の総合的スキルの低下が懸念されます

それは助産師に責任があるのではなくそのような環境下での
就業がそうさせてしまうのです

その 総合的なスキルの現段階での評価と スキルアップ
それをしていかないことには ポスト産科医療崩壊の時代に
生き残れないのではないか?と危機感を感じています

ポスト産科医療崩壊1

2008.01.03

産科医不足 小児科医不足 医師不足

最近 特に目にする言葉です
しかし あまりに頻繁に目にするために
「あっ そうなんだ」くらいに ちょっと刺激が薄れてきている
現状があると思います

これほど深刻な状況は 実は 当の産科医も 一応は実感しているのですが 都市部では その実感が 無い というのも事実です

言葉を変えれば 産科医小児科医の 偏在

つまり 都市部には余って 地方での不足ではないのか?
要するに 都会に医師が集まり 地方では医師不足

確かにこれも 正しい認識だと思います
おそらく 医師不足の上に医師の偏在が重なり 事は重大な
局面を迎えてしまったと思います

札幌を例にとれば
過去2-3年間で 新たに産科施設は診療所ですが 増えています
どこが 産科医不足だという声も聞こえます

札幌では 一次産科施設は飽和状態に近い状況にあると思います
しかし 二次産科施設での 産科医の不足が大きな問題になっています

このアンバランスも 大きな問題だと思っています

実は 一次施設でのお産は 原則ローリスク
医師一人当たりの受け持てる 妊婦さんの数は多いはず
しかし 二次施設以上のところでは 医師一人当たりの
受け持てるハイリスクの妊婦さんの数は 少ないはず

そこに 二次施設での医師減少 一次施設での医師充足

その背景には 何があるのか?

2008年幕開け

2008.01.02

産科医 宿田 孝弘です

無事に新年を迎えることができました
新しい年が始まると 何となく何かが変わるのではないか?
それも良い方向に変わるのではないか?と淡い期待が沸いてくるのは それはそれで良いのですが 

残念ながら 産科医療の分野では
昨年の12月31日と今年の元旦では
何も変わっていません というより より環境は悪化してると思います 

新年早々に 暗い話になってしまいますが
産科医療分野では まさに変革の求められる1年になると思います

変革の必然性が生じ その必然性をしっかりと感じ取り
あるべき方向に 舵を切っていかねばならない1年でもあります

私たちのこのMCDはまさに ポスト産科医療崩壊を見据えた
ムーブメントとご理解いただけると 有り難いです

産科医療崩壊の先に何があるのか?どのような状況が訪れるのか?
その状況にどのように対応していくのか?

しっかりとした展望を示しながら
活動をしていきたいと思います

活動初年度です 各方面の皆々様にご指導を頂きながら
邁進していく思いですので なにとぞよろしくお願い申し上げます

産科医療崩壊後を見据えて

2007.12.27

はじめまして 産科医 宿田 孝弘と申します

このMCD開設に際して 早速書き込みをしていこうと思います
あくまでも ブログであり あまり形式にこだわらず
時系列でもなく 散文形式で 良い意味での適当なスタイルでの
書き込みとなります 

さて この会の存在意義ですが
個人的には 以下のように勝手に思っています

皆さんご存知のように 医療全体が崩壊の危機に瀕しています
特に産科 小児科の分野は その崩壊の状況は皆さんが思っている以上に ひどい状況になりつつあります 大変危惧すべきことです

この状況に対して 産科医療者の1人として
何をすべきか?常に自問自答です

なかなか結論の出る命題ではないのですが
その出した解答が どの程度正しいのか?
どの程度 受け入れられるのか? まったく未知数です

しかし 現状は悠長に満点の解答をじっくりと作成して
提出するような 状況ではありません

私なりに 私たちなりの解答を作り上げて
皆さんに採点をしてもらう そんな思いでのMCD発足です

やはりキーワードは この産科医療崩壊後を見据えた
活動となると思います

今後は その活動提案の内容はもとより その背景などを
どんどんと書き込んでいこうと思います

よろしくお願いいたします

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